渡辺 俊明 (わたなべ しゅんめい) 1937～2005

朴訥な作風で描いた仏や童子,花などの図案に「俊明がたり」と呼ばれる心温まる言葉を描き込んだ
詩書墨彩画を確立し人気を集めた。油彩画や木版画、ガラス絵、陶芸、石彫から着物や包装紙のデザインまで
多彩な活動でその才能を発揮し、絵本や詩画集などの著作も残した。

1937年 静岡県に生まれる
少年期から青年期にかけて画家を夢見て独学で絵を描き続ける

1972年 浜松芸術祭典芸術大賞 (浜松市美術館買上げ)

1978年 日中美術交換展招待出品 (中国国立歴史博物館)

1979年 ギリシャ美術賞展入選 (アテネ国立近代美術館)

1980年 現代童画会出品作品 文部省買上げ(国立奈良青少年の森収蔵)

1984年 久證寺襖絵三十面を描く (富山県)

1985年 大阪うめだ阪急美術画廊個展 (2000年まで) 以降,個展多数開催

1993年 メルボルン個展 (イースト＆ウエストアート)

1997年 パリ個展 (メイソンマンサールギャラリー)

1999年 ハワイホノルル個展 (日本文化会館)

2000年 現代の裸婦展に入選 / 今井美術館開館5周年記念 / 渡辺俊明自選展(島根)

2005年 逝去 享年68歳

遺作展多数開催