渡會 純价 (わたらい じゅんすけ) 1955～

1959年北海道版画協会設立に参画し、以後長年にわたり版画界で活躍。
ライフワークとした「音」「詩」「旅」をテーマとした感性豊かな作品は軽快として爽やかで,世代を越えた多くの人に感動を与えている。
作家育成にも熱心で1983年には札幌銅版画研究所を設立・主宰するほか多くの講座の講師を務め,日本版画協会北海道支部部長などの要職もこなすなど版画の普及・発展に尽力しており,札幌市の芸術文化の振興に貢献。

1958年 武蔵野美術学校(西洋画科通信教育)中退

1959年 北海道版画協会創立に参画

1962年 全道展出品,受賞

1970年 現代美術選抜展出品(文化庁主催)

1974年 若き現代版画展出品(パリ近代美術館)

1983年 札幌銅版画研究所設立・主宰

1985年 ロンドン・ヘンダーソン画廊にて個展

1987年 銅版画集「音の旅人」シリーズに着手

1989年 MUSIC PROMENADE 渡會純价展(岩内町荒井記念館)

1995年 札幌市民芸術賞受賞

現在：日本版画協会北海道支部長・新孔版画協会顧問
　　　全道美術協会・日本版画協会・日本美術家連盟各会員