糸園 和三郎 (いとぞの わさぶろう) 1911～2001

1911年 8月4日,大分県中津町 (現：中津市) に生まれる

1927年 画家を志し上京,川端画学校 前田写実研究所に学ぶ / その後,前田寛治写実研究所に学ぶ

1930年 春陽会展に初入選

1931年 独立展に出品 / この頃から,シュルレアリスムの影響を強く受け始める

1939年 福沢一郎,北脇昇,麻生三郎,寺田政明らと共に美術文化協会の結成に参加

1943年 麻生,寺田,松本竣介,靉光,鶴岡政男,井上長三郎,大野五郎と共に新人画会を結成

1957年 日本国際美術展佳作賞受賞 / 日本大学芸術学部で後進を指導する (～81年)

1964年 自由美術家協会会員を経て,この年より無所属となる

1968年 現代日本美術展K氏賞受賞

1976年 「糸園和三郎画集」 刊行 (求龍堂)

1978年 「糸園和三郎展」 開催 (北九州市立美術館・大分県立芸術会館)

1980年 この頃,右眼の視力をほとんど失い晩年は左眼も衰えたが,作品を制作し続けた

1983年 「糸園和三郎画集」 刊行 (求龍堂)

1995年 「糸園和三郎とその時代展」 開催 (大分県立芸術会館)

2001年 6月15日,逝去 享年89歳

2003年 「糸園和三郎追悼文集」 刊行