アンリ・ルソー 「虎狩り」After Henri Rousseau
- 管理No.16-10408
- 作家名アンリ・ルソー (Henri Rousseau)
- 作品名虎狩り (La chasse au tigre)
- 年 代1924-1925年
- 技 法アクアチント (Aquatinte)
- サイズ37.6×50.1cm(I)
- レゾネGINESTED & POUILLONE E.641
- 体 裁額装
- 備 考版上サイン/ED.200部/E.A版/「ジャック・ヴィヨン版」/コンディション良好/64×75cm(F)
アンリ・ルソー (Henri Rousseau) 1844~1910
1844年,フランス北西部の町ラヴァルに生まれ,美術学校に通うことなく40歳の頃に
本格的に絵を描き始め,独自の画境を切り拓く。伝統的な画題にとらわれることなく
エッフェル塔や鉄橋などの産業発展の象徴を即物的に描き,都市と田舎が出あう郊
外の労働者階級の憩いの場に,新しい時代へのいきいきとした期待感を見出した。
純真無垢な想像力によって,単純で克明な形態と固有色を生かした色彩に造形的な
秩序を与え,写実と幻想の交錯する独創的なスタイルを樹立した
ルソーの代表作の大部分は,税関を退職した後の50歳代に描かれている
1844年 フランスに生まれる / 高校中退後,一時法律事務所に勤務
1863年~1868年 5年間の軍役を経て,1871年パリの入市税関の職員となる
1886年 アンデパンダン展に出品を始める / 同展には,終生出品を続ける
1905年~1910年頃 パリの植物園などから得たイメージをもとにして実見したことのない
熱帯の密林を主題とした一連の作品を制作する
1907年 アポリネール,ピカソ,ロベール・ドローネーらに知られるようになる
1908年 ピカソのアトリエ,バトー=ラヴォワール(洗濯船)で
「ルソーを讃える夕べ」が催され,ヴィルヘレム・ウーデによって個展が開かれた
1910年 逝去
プラハ国立美術館:私自身:肖像=風景 (1890年)
オルセー美術館:戦争 (1894年)
ニューヨーク近代美術館:眠るジプシー女 (1897年)
オルセー美術館:蛇使いの女 (1907年)
オランジュリー美術館:ジュニエ爺さんの二輪馬車 (1908年)
ポーラ美術館:エデンの園のエヴァ (1906-10年頃)
ブリヂストン美術館:イヴリー河岸 (1907年頃) / 牧場 (1910年)
大原美術館:牛のいる風景-パリ近郊の眺め,バニュー村 (1909年)
東京国立近代美術館:芸術家達を導く自由の女神 (1905-06)
山形美術館:工場のある町 (1905年)
ひろしま美術館:要塞の眺め (1909年)