孫 雅由 (SON AH-YOO) 1949～2002

1949年 大阪曾根崎にて在日韓国人二世として生まれる

1966年 美術家を志し上京,高山登に師事

1968年 多摩美術大学入学するが,自主退学

1969年 パフォーマンス,フィルム作品の制作などを行うようになる

1975年 ドイツ留学のため一時帰阪するが,渡独を断念

1976年 油彩作品による,初個展

1977年 版画作品による初個展開催 / 以後,この二つのジャンルが制作の中心となる

1978年 始めて祖国韓国の土を踏み,景福宮 (李氏朝鮮朝の王宮) の石組みを見る

1980年 兵庫県西宮に 「工房イュプシロン」 を設立し,アートプロデュースを開姶

1994年 京都東山に住居を移す

1995年 阪神大震災により,工房イュプシロン全壊

1996年 京都太秦にアトリエを移す

1997年 スコットランド,エジンバラに人智学研究のため留学

2000年 孫雅由展 「立ち現れる物/身体・物質・宇宙」 (大阪府立現代美術センター)

2001年 孫雅由展 (福岡アジア美術館,福岡県立美術館)

2002年 2月21日,逝去 / 孫雅由展 (伊丹市立美術館)